Episode
ホームテックの社員たちが大事にしているのは、お客様の「至福のとき」。
至福を追求し、幸せな変化を生み出したエピソードをご紹介します。
プランナー / 鈴木綾
私は小さな頃から近所の家を見たり、間取り図を見ながらそこでの生活を想像するのが好きな子どもでした。文系の大学へと進みましたが、当時のワクワクした気持ちを忘れることができず、住宅関係の仕事を志望。特にリフォーム業であれば、ビフォーアフターの変化が明確で、よりダイナミックな感動を味わえると思い、ホームテックへの入社を決めました。
一番印象に残っている仕事は、プランナーとして携わった築80年近い古民家の改装リフォームです。古い建物ゆえに、階段はまるでハシゴのように急角度で、依頼主のご夫婦も将来のことを考えて2階を減築してしまおうかと迷われていました。しかしお話を伺うと、子供の頃に使っていた部屋が2階にあるらしく、たくさんの思い出が詰まっているとのこと。そこで私は、階段をリビング内に移す架け替えの提案をさせて頂きました。正直難しい工事であり、実現させるためには課題もありましたが、ご夫婦のことを想えばこそ、この提案を避けるわけにはいきませんでした。工事が完了し、「これこそ、私たちが求めていた間取りです」と言って頂けたときの感動は忘れられません。残すだけでなく、変えることで思い出を繋いでいく。これからも、お客様の心の声に耳を傾けながら、いかに生活を豊かにできるかを考え、提案し続けたいと思います。
施工管理 / 菅野裕司
実家が工務店ということもあり、工業系の高校から建築系の大学へ進学。大学時代はアパレルで接客業の仕事を長年務めました。この経験を活かして就職したいと考えていたところ、ホームテックは「お客様と向き合うこと」を大切にしていることを知り、自分のやりたいことと一致したため入社を決意しました
現在は施工管理として現場監督を担当したり、工期や品質の管理などを行っています。工事中はお客様が不安を抱かれやすいので、そのためのケアはとくに丁寧に行っていますね。5年ほど前に自宅をリフォームしたのですが、工事後に部屋の隅やベッドの上に木くずや埃が残っているのを見て、とても残念な気持ちになった経験があります。同時に、今までお客様に同様の想いをさせてしまっていたのではないかと反省しました。それ以降は、お客様に期待を上回る想いをしていただくために、工事後は自分が今日から住むつもりでチェックしています。このような細かい点をいかに確実にクリアできるかが、「感謝と感動の境目」だと考えるからです。これからは、お客様が叶えたいことをうまく言語化できない場合でも、しっかりとヒアリングして希望を正確に導き出し、お客様の願いを叶えられる存在になりたいです。
営業 / 西村隆大
就活では、のびのびと押さえつけられることなく、自分らしさを存分に発揮しながら働ける職場で働きたいという思いを強く持っていました。ホームテックでは、会社説明会や面接の時にお会いした先輩たちが本当にイキイキとしていて、ここでなら自分も活躍できるはずだと思えたのが、入社を決めた大きな理由の一つです。
入社後は営業として、現場の最前線に立ち続けてきましたが、この仕事の面白いところは『ただの物売り』ではないということです。あるお客様で、「古くなったクロスを張り替えて、部屋を綺麗にして欲しい」という依頼を受けたことがあります。しかし詳しくお話を聞いてみると、実はその2ヵ月前に大切にしていた愛犬が亡くなっており、同じ時期に孫ができたことをきっかけとして、リフォームを検討し始めたことがわかったのです。そこで私は、愛犬との思い出を風化させず、お孫さんとの楽しい時間が過ごせるようにと、空と星の壁紙を提案させて頂くことにしました。私たちの仕事は、お客様から言われたこと、出されたご要望をそのまま遂行するだけではありません。要望の奥に潜む、想いや願い。それらを想像し、時には求められたことだけではない提案をすることも。もしかすると、お客様ご自身でも気付けていないような本当の願いを叶えることが、この仕事の醍醐味であり、自分自身のやりがいに繋がっていくのです。
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